経営学の父と呼ばれるドラッカーは、ツァイス社を絶賛していました。
そもそもカールツァイスって?
始まりは1846年、ドイツ東部の大学都市イエナです。
顕微鏡学者のカール・ツァイスがイエナに工房を構えました。
イエナの工房で彼は、職人の「技と勘」で顕微鏡を製作していました。工房ですね。
その後、物理学のエルンスト・アッベと出会い、共同経営者となりましたが、1888年にツァイスが亡くなり、アッベがツァイスの後を継ぎました。
カールツァイスが語られるとき、必ずカールツァイスとエルンスト・アッベという二人の名前が出てきます。
高級車で有名なメルセデス・ベンツも、カール・ベンツとゴットリープ・ダイムラーの二名の名前が必ず出てきますが、ドイツって凄いですよね…。
エルンスト・アッベの才能とは?
このアッベは、ツァイスを世界有数の大企業にした偉大な人物なのです。
アッベは科学的な背景を持つ発明家でしたが、優れたマネジメント能力を持つ生産性の高い人物でした。
その結果、彼は工房で高品質の光学製品を量産することができました。
アッベは発明にも経営にも優れており、いわゆる天才だったのです。
冒頭でドラッカーが褒めているのは、アッベの労働者・労働環境のマネジメントの素晴らしさでした。
素晴らしいプロダクトを生み出すには、それを生み出す人と、人が働く環境を整えてはじめて実現できることを、アッベは知っていたんですね。
カールツァイスレンズの凄いところ
ツァイスレンズの凄さを一言で言えば、「空気感」でしょう。
一眼カメラ用レンズから映画用レンズ、工業製品用レンズまで、幅広く取り扱っています。
映画用カメラレンズでは世界最大のメーカーです。
現在でも、ガウス、テッサー、ゾナーなどの単焦点レンズの多くは、ツァイス社が開発した原型を改良したバリアントタイプで開発されています。
テッサーレンズはシャープな写りが特徴で、「鷹の目」という愛称で呼ばれていました。
ツァイスレンズを持って「Emotif」スタジオへ!
Emotifスタジオは、真っ白に塗られた20坪の撮影スタジオです。
東京都品川区の不動前駅にあるスタジオ・エモティフは、床面積約20坪、高さ約3m、奥行き約10m。
真っ白に塗られた地下に隠された地下空間です。
都心の各方面からのアクセスもスムーズで、平日1時間3,980円というリーズナブルな価格には、Profoto D1やLEDビデオライトなどの最新鋭の撮影機材が含まれています。
もちろん、家具や機材も無料で提供されます。
アーティストの撮影から商品撮影まで、さまざまな撮影目的に対応できるスペースとなっています。
ロケハンも随時受け付けています。
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